2009年11月23日月曜日

ほうき職人の技、レレレのレー

仕事をしていると、忙しいときに限って

いろんな営業さんが飛び込みでやってくる。

薬、干物の行商、雑貨、電光看板・・・

そのたびに断るのも大変なんです。

先日も箒(ほうき)の行商がきました。

忙しいから、適当に相手をして追い返すつもりで

いろいろ文句を言っていたのですが、

ほうき職人さんがそこで一言。

「ホームセンターで売っている

       中国製でしょ?」


「比べてください。

    掃き易さが違うから。」


「掃きにくい箒は、

  掃くのが面倒になって

 きれいに掃除できないでしょ?」


・・・あっ!!


普段から、自分の仕事では

「国産たたみだから安心、安全」

「輸入品より丈夫で長持ち」

をモットーにやっていたのに、

買う側になってみると、

やっぱり安いモノに惹かれてる自分に気がついた。

確かに、今使っている箒は980円。

でも、掃いていると手首が疲れる。




箒の柄の部分が掃く部分の中心にないらしい。


↓こちらが、信州産の箒(2500円!)↓



とても、軽くて掃きやすい。

原材料から長野県塩尻市で育てて、製造しているとの事。

「1000円以上高い価値は必ずあります!」

と自信満々に言われて、思い切って購入してしまいました。

購入した商品を目の前で仕上げ編みして完成。






さて、高級座敷ほうきの使い心地はいかに。















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